🏳🌈2024 国際HIVシンポジウム パネルトーク - Fast-Track Cities Initiative から学ぶ-
10月18日(金)
|石川県立図書館
日時・場所
2024年10月18日 15:30 – 17:00
石川県立図書館, 日本、〒920-0942 石川県金沢市小立野2丁目43−1
イベントについて
国際HIVシンポジウム
パネルトーク - Fast-Track Cities Initiative から学ぶ-
◎日時
2024年10月18日(金)15:30-17:00
◎会場
石川県立図書館「だんだん広場」(石川県金沢市小立野2-43-1)
◎参加費
無料
◎定員
100名
◎言語
日英同時通訳あり
日本手話通訳あり
◎概要
国連は、2030年までにエイズパンデミックを終わらせる目標を掲げ、国際的な取り組みを加速させている。ファーストトラックシティーズ(Fast-Track Cities Initiative, 以下FTC)は、2014年に発足したエイズ対策に取り組む都市の国際的ネットワークである。2024年5月末現在、500以上の都市がFTCに加盟しているが、日本からの加盟都市はない。
日本では、国が対策の枠組みを示すものの、エイズ対策の大部分は自治体が担っている。ところが、差別や偏見のため、地域社会でエイズ対策を進めるのは容易ではない。ファーストトラックシティーズのように、地域社会や自治体をつなぎ、経験を共有するしくみが必要である。
金沢を含む北陸地域は、HIV感染の新規発生率は少ないもののゼロではなく、梅毒の件数も増加している。性感染症対策の手を緩めることはできないが、大都市のように資源が豊富にあるわけではない。一方、豊かな自然と固有の文化に育まれた市民の郷土への想いは深く、地域の結束力は固い。この地域でのエイズ対策を成功させるカギは地域住民の協力であり、成功すれば他の多くの日本の地方都市のモデルとなる。
本イベントでは、市民社会・地域住民が中心となって地域のエイズ対策をリードし、HIV感染者数を減らしている地域から演者を招き、Fast-Track Cities Initiativeに関するトークをしてもらい、地域の視点から必要なエイズ対策を議論することを目的とする。
共催:UNAIDS(国連合同エイズ計画)、日本エイズ学会厚生労働科学研究費補助金(エイズ対策政策研究事業)R6年度研究班「国際的な基準によるエイズ対策の評価と改善のための研究」(24HB1005) (代表者:田沼順子)
後援:一般社団法人日本エイズ学会、石川県医師会
◆総合司会
一般社団法人 金沢レインボープライド 松中権
◆タイムスケジュール 15:30 - 15:35 開会挨拶(5分)
馳浩 石川県知事
15:35 - 16:10 キーノート・スピーチ(35分)
モデレーター 田沼順子 国際医療福祉大学 教授
出演:
Mr. Rolando V. Cruz, Head, Epidemiology and Surveillance, Quezon City Health Department
Dr. Yi-Chun Lo, Deputy Director-General, Taiwan Centers for Disease Control
Q&A(10分)
16:10-16:20 休憩(10分)
16:20 - 16:55 パネルトーク(35分)
モデレーター 田沼順子 国際医療福祉大学 教授
パネリスト① 相川広一 石川県健康福祉部次長 兼 健康推進課長
パネリスト② Ms. Patchara Benjarattanaporn, UNAIDS Country Director in Thailand
パネリスト③ 花井十伍 MARS(ネットワーク医療と人権)理事/大阪HIV薬害訴訟原告
パネリスト④ 生島嗣 認定NPO法人ぷれいす東京 代表
パネリスト⑤ 松中権 一般社団法人 金沢レインボープライド 共同代表
16:55 - 17:00 閉会挨拶(5分)
Ms. Patchara Benjarattanaporn, UNAIDS Country Director in Thailand